提案のポイント

 脳性麻痺のご兄弟二人を育てられているI様。障がいを持つお子さんの成長に伴い、介護の負担は変化します。ご両親の介護負担を軽減するために段差昇降機の設置など住宅改修の提案をおこないました。

改修前の外構については、玄関ポーチの階段まではスロープがあるので車いすで移動が可能でしたが、そこからはご両親2人でお子様を抱きかかえて階段をあがり玄関の中に入る必要がありました。その為、スロープを解体し段差解消機を入れることで、ファサード全体のスペースを広げ十分な駐車スペース確保すする提案をしました。段差解消機を入れるにあたってご兄弟はお二人とも座位がしっかりしており、家の中では膝をつかって這って移動をされていたので、玄関ホールを基準にひざ下の長さである40㎝下の高さで段差解消機を止めることにし、座って靴の脱ぎ履きが出来るようにしました。将来、家の中でも車いすを利用することになった際には、高さを調整して車いすでそのま入ることが可能です。

抱きかかえることなく、家の中に入れるように、段差解消機を設置、新たに出入口も設けました。

段差解消機の高さを調整することで、将来的には、車いすで直接出入りすることが可能となります。

作業所の送迎車に乗る際に、雨に濡れないようにカーポートの延長を提案しました。

車の座席が段差解消機にちょうど降りてくるので、車の乗り降りもスムーズに行えます。

 改修前は浴室位置が入り口の正面に位置していたため、浴室に入る際に洗い場で体を90 度回転させる必要があり入りにくい状態にありました。また、洗濯機が浴室への動線を邪魔になっており、脱衣所と浴室の入り口には段差もありました。 そこで今回、 「①入口の段差を解消」「②開口部を少し広げる」「③浴槽の位置を入ってすぐ右側(移動)」の3点を提案したことにより動線が大きく改善されまました。
 また、冬の寒さを軽減する為に浴室だけではなくて洗面にも暖房を設置し空間の確保はもとより快適に過ごせるような提案を同時にさせていただきました。

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